アイ・オー、目に優しい機能も搭載した27型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-AH271XDB」
株式会社アイ・オー・データ機器は、27型ワイド液晶ディスプレイの新製品として、2019年9月末に「LCD-AH271XDB」を発売する。左右がそれぞれ約10mm、上が約10.4mm、下が約13.2mmの「4辺極細フレーム」を採用し、すっきりとしたデザインのモデル。台座の前面にスマートフォンを立てかけられる溝も設けられている。価格はオープン。
本製品は非光沢タイプのADSパネルを採用し、フルHD表示（1920×1080）に対応している。輝度は最大で300cd/㎡、コントラスト比は1000:1、応答速度（GtoG）は14ms（オーバードライブレベル2設定時で4ms）で、水平/垂直ともに178°の視野角を実現。映像用入力端子はHDMIとアナログRGB（いずれも1.5mのケーブルを同梱）で、本体には2W＋2Wのステレオスピーカーを実装している。
低解像度の映像の拡大処理で生じるぼやけを解消して解像感を向上させる「超解像技術」や、映像にメリハリを付けて色鮮やかに表現する10段階の「エンハンストカラー」機能も搭載。目の負担を軽減させる機能も充実しており、映像の変化に対して輝度レベルを自動調整して明暗差を抑える「コントラストリダクション」機能、バックライトのちらつきをなくす「フリッカーレス」設計、ブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」、一定時間にわたり連続使用すると時間経過を通知する「VDTモード」が用意されている。
スタンドを含む本体サイズは約620（幅）×414（高さ）×235（奥行）mmで、重量は約5.2kg。なお、本製品は個人向けの液晶ディスプレイだが、同等のスペックで法人・文教向けモデルの「LCD-AH271EDシリーズ」も9月末の発売が予定されており、そちらでは2色（ホワイト/ブラック）の本体カラーバリエーションがある。