iPhone11シリーズがアナリストも驚くレベルで予約好調、需要予想は最大15%アップ

iPhone 11 ProとiPhone 11

Appleは9月10日の発表会イベントで2019年版のiPhone 11、iPhone 11 Pro/11 Pro Maxの3モデルを発表した。
事前の情報通り、Proモデルにはトリプルカメラ搭載、新しいナイトモードやスローモーションセルフィーなどの撮影機能強化、高精細ディスプレイ、バッテリーの強化、ガラスボティの強化、IP68等級の高い防水機能といった機能が備わっている。

ただ、トリプルカメラは目新しいものではなく、技術的な革新がないことから、発表前の売れ行き予想は控えめなものだった。

しかし、蓋を開けてみれば、発表から最初の72時間での予約需要は高く、特に中国では前年比で480%もの予約数アップがあったという。

iPhone Proに用意された新色のミッドナイトグリーンにも人気が集まっている

著名アナリストのミンチークオ氏は、iPhone11シリーズの出荷数について、発表前は6500万〜7千万台だったのに対し、発表後の人気から7千万〜7500万台に修正している。予想よりも最大で15%アップするという修正内容だ。

この人気の最大の理由はiPhone11の低価格にあるだろう。699ドル~(日本では7万4800円~)という、前年のiPhoneXRの発表時よりも安い価格で発表されたため、特にiPhone 6やiPhone 6s、iPhone 7といった旧モデルを使っているユーザーにとって、ベストな買い替えのタイミングとなり、予約が集まっていると見られる。
9to5Mac
URL:https://9to5mac.com/2019/09/16/iphone-11-demand-china-analysts/
2019/09/17
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