2010年に短編アニメでアカデミー賞を受賞したショーン・タン氏の展覧会「どこでもないどこかへ」

『アライバル』より 2004~2006年 ©Shaun Tan

2019年9月21日(土)から10月14日(月・祝)まで、ジェイアール京都伊勢丹 7F隣接の美術館「えき」KYOTOにて、「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ」が開催されている。オーストラリアの作家であるショーン・タン氏の展覧会。同氏が手掛ける“奇妙で懐かしい世界”を堪能できる。開館時間は10:00~20:00(入館は閉館30分前まで)で、当日券での入館料は一般900円/高校・大学生700円/小・中学生500円。
1974年生まれのショーン・タン氏は、1999年に刊行した初めての絵本「ロスト・シング」を元に短編アニメーション映画を2010年に発表し、アカデミー賞の短編部門の賞を受賞した。また、2006年に発表した文字のないグラフィック・ノベル「アライバル」も大きな反響を呼んで多くの言語で刊行されており、その独自の世界観と表現方法は日本でも高く評価されている。本展は、「ロスト・シング」から最新作までの原画、習作、スケッチ、映像作品、変な生きものなどを象った立体作品などを紹介。約130点の作品が展示されている。
10月5日(土)の14:00からは、画家のjunaida氏を招いたギャラリー・トークを実施。マイクを使って会場を移動しながら解説が行われ、事前申込不要/無料で参加できる(美術館入館券は必要)。
■期間:
2019年9月21日(土)~10月14日(月・祝)

■開催場所:
美術館「えき」KYOTO
京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹 7F隣接

■問い合わせ先:
ジェイアール京都伊勢丹
tel. 075-352-1111(大代表)
url. http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
url. http://www.artkarte.art/shauntan/
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