社会的な課題解決を目指すデザインを紹介する「廃業を目指すデザイン」展

2019年9月27日（金）から12月15日（日）まで、ATELIER MUJI GINZA Gallery2にて「廃業を目指すデザイン」展が開催される。社会的な課題解決を目指すデザインを紹介する展覧会。創造性豊かなオランダの挑戦に注目している。入場無料で、時間は10:00〜21:00。

地球上で加速的に経済発展を遂げた人類が21世紀に解決しなければならない共通の課題に、廃棄物問題の深刻化がある。本展では、世界の水辺から廃棄物を回収し、新たな価値を作ってその役目を終えるべく“廃業”を目指す社会的企業の「Plastic Whale」に注目。この“プラスチック・フィッシング会社”は、アムステルダムに拠点を置き、水面に浮かぶ廃棄物を乗客がフィッシングネットで釣り上げる有料のボートツアーを日々運航している。創設者は、マリウス・スミット氏。世界数都市にて国際経済を学んで販売戦略に従事した後、1年の長期休暇中の旅行中にプラスチックスープ問題に直面し、アムステルダム帰着後にその解決に取り組み始めた。

ある1人の市民から、回収したペットボトルのリサイクル材でボートを作ってツアーを実施するアイデアがスタート。本展では、いつも見慣れている何気ない暮らしのシーンから発想し、誰でも楽しみながら難解な課題解決に参加できるデザインを紹介する。

■期間：
2019年9月27日（金）～12月15日（日）

■開催場所：
ATELIER MUJI GINZA Gallery2
東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F

■問い合わせ先：
ATELIER MUJI GINZA
url. https://atelier.muji.com/jp/