AIはデザインの領域にどこまで食い込むか? カルビーが商品の刷新で「パッケージデザイン評価AI」を活用

好感度予測結果

カルビー株式会社は、2019年10月7日(月)に、“じゃがりこ”ブランドから、スイートコーンを主原料とした「とうもりこ」と、枝豆を丸ごと使用した「えだまりこ」をリニューアルして発売する。今回の刷新にあたり、パッケージの変更については、消費者が好むデザインをAI(人工知能)が予測する株式会社プラグの「パッケージデザイン評価AI」サービスが活用された。このサービスを使ってデザインが決まり、商品が発売されるのは「とうもりこ」と「えだまりこ」が初の事例となる。
「パッケージデザイン評価AI」は、消費者がパッケージデザインを見たときに、どの程度好むかを予測するサービスだ。画像をアップロードするだけで、好意度スコアを数分で算出。延べ410万人、4100商品以上の消費者調査の結果をもとに、システムが構築されている。
「とうもりこ」と「えだまりこ」のデザインのリニューアルでは、「パッケージデザイン評価AI」が4回活用された。その都度、デザインのブラッシュアップを行い、最終的なデザインが決定されている。最終デザインでは、上部に素材の写真を大きく配置し、「ゆでたてとうもろこしの味わい」や「かむほどえだまめ」というフレーズを掲載。中身の味が伝わりやすい工夫がされている。
ちなみに、今回の「とうもりこ」と「えだまりこ」のリニューアルは、10月23日(水)の「じゃがりこの日」(一般社団法人日本記念日協会認定)に合わせ、「じゃがりこ」に関する施策を展開していく「じゃがりこPOWER WEEKS」の第1弾の企画。これを皮切りに、10月23日(水)に向けて5週連続で、「じゃがりこ」商品・施策を集中してニュースを発信する「じゃがりこPOWER WEEKS」が繰り広げられる。
カルビー株式会社/株式会社プラグ
URL:http://www.calbee.co.jp/
URL:https://hp.package-ai.jp/
2019/10/03
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