次の巨大台風19号への備えとしても、気象庁が防災情報専用Twitterアカウント開設

気象庁公式アカウント

気象庁は、台風の接近時や、地震発生等により顕著な災害の発生が想定される、あるいは既に発生している際に、気象庁がもつ危機感をより効果的に発信するため、気象庁防災情報Twitterアカウント(@JMA_bousai)を新たに開設すると発表した。
近年増加する台風被害など、災害時にはより多くの情報を正確に得たいもの。気象庁でも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による効果的な情報発信について検討を進めている段階で、まず公式Twitterアカウントの開設となった。

発信されるのは、台風の接近等による大雨や、地震、火山噴火の発生等により顕著な災害の発生が想定される、あるいは既に発生している場合。Twitterでは現況や今後の見通し、防災上の留意事項、緊急記者会見の内容等、広く国民に情報を発信するとしている。

ただし、地元の気象台が発表する警報・注意報や各種気象情報等の内容を都度発信することはなく、このアカウントの情報だけに頼り切るのは情報が不完全になる可能性があるので注意が必要だ。

なお、現在台風19号(ハギビス)が太平洋のトラック諸島近海を西寄りに進行中。海水温の高いエリアを進むため、9日にも猛烈な勢力になると予想されている。現在の予報では九州や四国を直撃するという見方が大方を占め、その他の地域にも大きな被害をもたらす可能性があるので、備えは万全にしていただきたい。

台風19号 
気象庁発表

発表資料
URL:https://www.jma.go.jp/jma/press/1910/04a/jma_bousai_twitter.html
2019/10/07
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