関東・東海直撃予測の台風19号、15号で大被害の千葉県南部は再度の停電に警戒を

発表資料

株式会社ウェザーニューズは、台風19号関連のニュースにおいて全国のどの場所が停電の可能性があるかを表した「停電リスク予測マップ」を公開した。

今回の台風19号は、11日(金)夜以降に西日本から東日本で風が強まり、12日(土)の夕方から夜半にかけて関東・東海地方に接近、上陸するという予報が気象予報各社から出されている。

猛烈な勢いで日本に迫り、上陸ポイントだけではなく広範囲に暴風雨をもたらし、それに伴う被害も広い地域で発生すると見られる。

停電もその一つで、同社が公開した停電リスク予測マップでは、東北から九州までほぼ日本全国で停電のリスクがあることがわかる。

特に、赤で示された警戒地域には前回の台風15号で大被害を受けた千葉県が含まれる。南部の館山から東端の犬吠埼(銚子市)まで、太平洋沿岸が軒並み「警戒」レベルとなっている。

そのほか、神奈川県三浦半島、伊豆半島南部・東部、岩手県東部、新潟市周辺、佐渡ヶ島、能登半島北部、静岡県南部、愛知県知多半島・渥美半島、三重県志摩市・鳥羽市周辺などに警戒レベルが表示されている。

なお、この停電リスク予測は、過去の台風の際にウェザーニュース会員から得られた停電報告と気象観測機の風速データの相関関係を分析した結果を元に計算されている。

また、同社では台風情報に関して、ピンポイント天気や鉄道・道路・交通機関への影響予測などを会員限定のコンテンツとしても提供している。
発表資料
URL:https://weathernews.jp/s/topics/201910/100105/?fm=map_typh1917
2019/10/11
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