ローランドD.G.が大判インクジェットプリンタ「TrueVIS SG2シリーズ」を発売
ローランド ディー.ジー.株式会社は、広告・看板製作向けの大判インクジェットプリンタ「TrueVIS」の新製品として、「TrueVIS SG2シリーズ」の3機種を、2019年10月22日（火）に世界同時発売する。最大用紙幅1625mm対応の「SG2-640」、1371mm対応の「SG2-540」、762mm対応の「SG2-300」をラインナップ。このうち日本国内では「SG2-540」のみが販売される。本体の標準価格は180万円（税抜）。
本シリーズ製品の出力解像度は最大で1200dpiで、新開発の低溶剤インク「TrueVIS TR2 INK」を採用している（500mlインクパウチ）。今年3月にリリースされた「TrueVIS」シリーズの最上位モデルである「VG2」の優れた機能を踏襲しつつ、手頃な価格と低ランニングコストを実現したCMYK4色モデル。新しいプリント設定の「True Rich Color」も採用しており、新インクの色彩表現力を最大限に発揮して、“鮮やかさ”と“自然さ”を両立できる。
自動昇降ピンチローラーやミシン目カット機能、ジョブ印刷回数指定機能、巻き取り装置などで、数々の新技術によって、出力とカッティング品質の向上やワークフローの効率化が図られた。プリントヘッドには「Roland DG FlexFire」を搭載。インクを最適かつ正確に吐出するための新しいプリントヘッド駆動波形コントロール技術を備えており、インクを3つのサイズで打ち分けるバリアブルドットコントロールによっても高い表現力とパフォーマンスを発揮する。
インターフェイスは100/1000BASE-TX。Bluetooth接続式のプリンタオペレーションソフト「Roland DG Mobile Panel」にも対応しており、ソフトRIPは「VersaWorks 6」が標準で付属している。「SG2-540」の本体サイズは2685（幅）×1310（高さ）×730（奥行）mmで、重量は180kg。