auはプラン廃止で対応、端末最大半額から最大3分の1免除の新プランに

発表資料

KDDI株式会社(au)は、政府から批判を受けていた端末代金半額免除の「アップグレードプログラムDX」を10月31日に廃止し、11月からは機種代金の最大3分の1を免除する代替策「アップグレードプログラムNX」を開始すると発表した。
auとソフトバンクが発表した端末代金最大半額免除のプランは、最大24回分の割賦の支払いが不要になるものの月額がかかるために実際は“最大半額”とならず、政府から批判を受けていた。それに対し、ソフトバンクは半額免除というプランの内容はそのままに(SIMロック解除の条件のみ緩和)、名称を「トクするサポート」と変更することで対応していた。

一方、auは半額を免除するプランそのものを廃止。分割払いでユーザーが購入した機種をauが回収し、最大12回分の割賦の支払いが不要となる「アップグレードプログラムNX」を新たに発表した。プランの細部はそれぞれ異なるが、最大12回が不要という部分は、ドコモの「スマホおかえしプログラム」と同様だ。

auの資料では、10万8000円のauスマートフォン(4G LTE)を購入し、25ヶ月目に当該機種を回収した場合の支払いイメージは、支払い不要額が3万6000円となり、実質7万2000円で端末が買えるとしている。
発表資料
URL:https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/10/16/4076.html
2019/10/17
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