EIZO、4K UHD対応の27型カラマネ液晶ディスプレイ「ColorEdge CS2740」を発売

「ColorEdge CS2740」

EIZO株式会社は、クリエイティブワークに適したカラーマネージメント対応の液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズの新製品として、27型の「CS2740」を2019年10月24日(木)に発売する。4K UHD(3840×2160)解像度の表示に対応し、画素密度が164ppiのモデル。Adobe RGBを99%カバーする広色域表示が実現されている。参考価格としてのEIZOダイレクト販売価格は19万9100円(2019年10月17日時点での税込価格)。
本製品では、アンチグレアタイプのIPSパネルが採用されている。標準輝度は350cd/㎡、標準コントラスト比は1000:1、標準応答速度は10ms(中間階調域)で、視野角は水平/垂直ともに178°。60W給電対応のUSB Type-Cを搭載し、MacBook ProなどのノートパソコンにもType-Cケーブル1本ですっきり接続できる。そのほか、DisplayPortやHDMIも映像入力用端子として用意され、USBハブ機能も搭載した(本体の側面と背面に計4ポートのダウンストリームポートを実装)。
横表示時の本体サイズは638(幅)×404.1〜559.1(高さ)×265(奥行)mmで、重量は約10.3kg。スタンドは155mmの昇降のほか、上35°/下5°のチルト調整や344°スウィーベルに対応する。
「ColorEdge」シリーズでは、出荷前の工場での個別調整による滑らかな階調表現や、ムラを抑えた均一な表示などが特徴だが、それらの優れた表示性能は本製品でも踏襲。ハードウェア・キャリブレーションに対応しており、専用ソフトウェアと別売の測色センサーを使用することで、クリエイティブな仕事で求められる高精度なカラーマネージメント環境を構築できる。
これまで「ColorEdge」シリーズの4K表示対応モデルは高価なラインナップに限られていたが、本製品は比較的に個人クリエイターにも導入しやすいコストパフォーマンスの良さが魅力。オプションで遮光フードなども販売される。

Adobe RGBを99%カバーする広色域表示を実現

USB Type-C搭載で、ノートパソコンとの接続もすっきり

EIZO株式会社
問い合わせ:0570-200-557
価格:オープン
URL:https://www.eizo.co.jp/
2019/10/17
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