エプソン、カラーインクジェットラベルプリンタの新製品として2機種4モデルを発表

「CW-6020P」

エプソンは、シリアルインクジェット方式のカラーラベルプリンタの新製品として、2機種4モデルを順次発売する。最大8インチのプリント幅に対応する「CW-C6520A」と「CS-C6520P」、最大4インチのプリント幅に対応する「CW-C6020A」と「CW-C6020P」をラインナップ。8インチ幅対応の2モデルは2020年1月下旬、4インチ幅対応の2モデルは3月下旬に発売される。
今回発表された製品は、いずれもPrecisionCore TFPプリントヘッドを搭載。出力解像度は最大1200×1200dpiで、CMYK4色の顔料フォトインクを採用している。インターフェイスはUSB 2.0 High Speedおよび10/100/1000BASE-TX。プリンタを制御する信号をやり取りするD-Sub25ピンの外部インターフェイスも搭載し、製造現場の自動化ラインなどに組み込んでも利用できる。
ラインナップが拡充されることで、利用シーンやワークフローに合わせた選択がしやすくなり、特に8インチ幅対応のモデルは大きなサイズのラベルに活躍。ドラム缶や一斗缶などの容器に貼るA4相当のGHSラベルの出力や、日本酒のボトル用のラベルなどにも活用でき、商品をアピールするラベルの内製業務にも貢献する。出力は“ゼロマージン”にも対応した(上下左右各1.5mm推奨/ラベル紙のカス取り、ギャップ部分含まず)。
また、製品名の末尾に「P」が付いた2モデルは、出力したラベルが台紙から剥がれた状態で排出されるピーラー機能を搭載(最小ラベル長12.7mm)。このピーラー機能とロボットによるラベル自動貼り付けの環境を構築するようなことも可能だ。末尾が「A」の2モデルはオートカッターモデルで、最小カット長15mmのフルカットに対応する。

「CW-6520A」

セイコーエプソン株式会社/エプソン販売株式会社
標準価格:
「CW-C6520A/P」各54万8000円(税抜)
「CW-C6020A/P」各44万8000円(税抜)
URL:https://www.epson.jp/products/label/
2019/10/24
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