ダイナコムウェア、現代的な筆文字フォント「松月虹」など33書体を年間ライセンス向けに提供開始

「DynaSmart V」秋のアップグレード

ダイナコムウェア株式会社は、年間ライセンス「DynaSmart V」の契約者に向けて、ダイナフォント33書体の提供を開始した。OpenType形式(Standard N)の「松月虹」をはじめ、多彩なバリエーションの書体を用意。既に提供されている既存の全ての日本語書体と同様に、今回収録される書体も“令和”の合字を利用できる。
「松月虹」は、レタリングデザイナーの渡辺美里氏が手掛けた書体。「ダイナコムウェアフォントデザインコンテスト2013毛筆部門」で最優秀賞を受賞した作品がデジタルフォント化された。楷書と行書の中間を目指してデザインされており、伝統的な書道の規範に縛られない独特かつ現代的な筆文字書体となっている。
そのほか、ダイナフォント楷書体シリーズ「細楷書体/中楷書体/中太楷書体/太楷書体/極太楷書体/超極太楷書体」のOpenType Pro版(Pro1-6/1-6N)を追加収録。さらに、液晶画面のあらゆるサイズに対応した「テロップ書体」シリーズから、「平成明朝体S」の4ウエイト、「平成ゴシック体S」の4ウエイト、「UDゴシック体S」の3ウエイト、「UD丸ゴシック体S」の3ウエイト、「シネマ凜S」の2ウエイトの計16書体が、OpenType形式(Standard N)とTrueType形式で追加された。
また、「DFPシネマ凜W3/W4」と「DFP大河体W12」と「DFP南極POPW7」の計4書体をTrueType形式で提供。これらの4書体は、「DynaSmart T」を契約中のユーザーに向けても追加されている。

新書体の「松月虹」

「松月虹」の特徴

ダイナコムウェア株式会社
URL:http://www.dynacw.co.jp/
2019/10/28
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