自然と人との関わりを“里山”という空間概念で追い続ける今森光彦氏の写真展「オーレリアンの庭」

今森光彦写真展「オーレリアンの庭」

2019年10月29日(火)から11月18日(月)まで、ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 1+2にて、今森光彦氏の写真展「オーレリアンの庭」が開催される。“オーレリアン”はラテン語に由来する“金色の蛹”を意味する言葉で、蝶を愛するナチュラリストのこと。本展は、新宿での会期終了後の11月28日(木)〜12月11日(水)に、ニコンプラザ大阪 THE GALLERYでも開催される。いずれも日曜休館で、開館時間は10:30〜18:30(最終日は15:00まで)。
1954年滋賀県生まれの今森光彦氏は、琵琶湖をのぞむ田園風景の中にアトリエを構えて活動している。第20回木村伊兵衛写真賞や第28回土門拳賞をはじめ受賞多数。近年では、写真家としてだけでなく、自然のかたちをハサミ1つで鮮やかに切り出すペーパーカット作家としても広く知られている。
今森氏は、自然と人との関わりを“里山”という空間概念で追い続けており、一方で熱帯雨林から砂漠まで地球上の辺境地の取材も続けている。“オーレリアンの庭”は、今森氏が30年前に出会って手に入れた土地で、里山の豊かさが凝縮された空間。自然を撮る写真家として培ってきた知識と経験を駆使し、木を植え、草を移植し、敷地内にアトリエを建てるなどの環境づくりを展開してきた。この“ミニ里山づくり”により、現在では1000坪ほどの敷地内に70種類の蝶が生息している。
■期間
東京:2019年10月29日(火)~11月18日(月)
大阪:2019年11月28日(木)〜12月11日(水)

■開催場所
東京:ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 1+2
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー 28F

大阪:ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー 13F

■問い合わせ先:
株式会社ニコンイメージングジャパン
url. https://www.nikon-image.com/
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