エプソンが水性顔料11色インクを搭載した大判プリンタ「SC-P9550/P7550」を12月発売

エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンタ「SureColor」シリーズの新製品として、水性顔料プリンタの11色モデルを2019年12月上旬に発売する。B0Plus対応機の「SC-P9550」とA1Plus対応機の「SC-P7550」をラインナップ。があり、それぞれでPostScript対応の「SC-P9550PS」と「SC-P7550PS」も用意されている。

本製品は、「SureColor」シリーズの水性顔料プリンタのフラッグシップモデル。滑らかな階調表現と広範な色再現領域を実現する新たなインクセット「UltraChrome PRO12」が採用されており、高品位なポスター/写真作品や、特色および広色域が求められる印刷プルーフにも適している。この「UltraChrome PRO12」には、CMY＋フォトブラック＋マットブラック＋ライトシアン＋ビビットライトマゼンタに加え、階調性や低粒状性を向上させるグレーインク（グレー/ライトグレー）と特色インク（オレンジ/グリーン/バイオレット）が搭載された。

また、総ノズル数9600のPrecisionCoreマイクロTFPの新ヘッドを搭載することにより、最大プリント幅が同一サイズの従来機「PX-H10000」「SC-P9050V/G」「PX-H8000」「SC-P7050V/G」との比較で、約2.3倍の出力速度も実現。A1原稿サイズで約1.6分のスピードで、業務の生産性を向上させる。オプションで、エプソン純正ソフトウェアRIP「Epson Edge Print」にも2020年2月に対応予定。オプションの測色器（EO2BAS）を用いて、簡単に色合わせができる。

なお、同社では初のプリンタ・スキャナ一体の大判複合機「SC-T5450M」も同時発表した。こちらはA0Plus対応の4色モデルで、10月29日（火）より既に販売が開始されている。

セイコーエプソン株式会社/エプソン販売株式会社
標準価格：
「SC-P9550」79万8000円（税抜）
「SC-P9550PS」94万8000円（税抜）
「SC-P7550」47万8000円（税抜）
「SC-P7550PS」62万8000円（税抜）
「SC-T5450M」49万8000円（税抜）
URL：https://www.epson.jp/
2019/10/30