ネクストシステム、カメラを使って人間の骨格を3D座標で検出できるiOS向けSDKを提供開始

VisionPose Single3D for iOS

株式会社ネクストシステムは、カメラ映像から人間の骨格を検出するシステム「VisionPose Single3D」のiOS向けSDKを、「VisionPose Single3D for iOS」として発売した。
同システムは、骨格をカメラ画像からAI(ディープラーニング)技術で検出する技術で、同シリーズの別製品である「VisionPose(Standard)」がカメラ2つを利用して3D座標で骨格検出をするのに対して、「Single3D」ではカメラ1つで人間の骨格を3D座標で検出できる。

3D骨格座標の取得のほか、2Dでの骨格座標の取得にも対応している。測定可能な関節の部位は3Dの場合で17カ所、2Dの場合で30カ所。

同SDKには、骨格可視化アプリ「BodyAndColor with MICHICO」をサンプルアプリとして同梱している。同サンプルアプリでは、カメラ映像からリアルタイムに人物の骨格可視化を行い、3Dキャラクター(ミチコ)を動かすことができる。

通常、モーションキャプチャーを行う場合はカメラを複数台用意して、対象にデバイスを装着する必要があるが、同アプリを利用すると、特別なデバイスは一切装着せず、手軽に体の動きを3Dキャラクターへ反映できる。
株式会社ネクストシステム
価格:1アプリにつき498,000円(税抜)
URL:https://www.next-system.com/ad/visionpose-single3d/motion-capture
2019/10/31
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