米制裁でも売上好調のファーウェイ、禁輸緩和や新スマホ発表の情報

ファーウェイの発表画像

アメリカによる禁輸措置を受けている中国ファーウェイだが、同社の売上は好調であり、今後、禁輸緩和の可能性も報じられている。さらに、ファーウェイ・ジャパンが新スマホの発表を告知するなど、アメリカと対立しながらも同社は勢いを増しているようにも見える。
2019年10月には、2019年1~9月業績を発表。グループ売上高が対前年同期比24.4%増の6,108億人民元(約9兆948億円)、純利益率が8.7%だった。

アメリカの制裁により禁輸措置を受けても業績は好調のままであり、安全保障上のリスクを論じられつつも、欧州やアジアでは新世代通信規格の「5G」の機器の提供も行う予定だ。

さらに、米中貿易戦争で部分的に通商合意が行われる見込みで、ファーウェイへの禁輸措置もわずかに緩和される可能性が米報道で明らかになった。

日本で新発売されるファーウェイの新しいスマートフォンにGoogleのAndroidや各種サービスが搭載されるかどうかは不透明だが、ディスプレイやカメラ性能の高さで人気が高い同社のスマホだけに期待が集まる。

新モデルのティザー画像では、前面ディスプレイにノッチがなく、フロントカメラはパンチホール仕様になることが明らか。このため、完全なる新作ではなく、2019年夏期モデルとして海外では発売済みの「nova 5T」が日本仕様で発売されるのではないかという見方が強い。

「nova 5T」は16MPの超広角カメラ、48MPのメインカメラ、2MPの被写界深度カメラ、2MPマクロカメラの4カメラ搭載スマホ。パンチホール仕様による占有率の高いディスプレイ、メモリ8GB、指紋センサーなど魅力的なスペックながら4~5万円台の価格が予想され、Googleサービス対応版ならばかなり人気がでそうな端末となっている。
発表ツイート
URL:https://twitter.com/HUAWEI_Japan_PR/
2019/11/05
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