両手が使えない画家たちのグループによる絵画展「口と足で描いた絵〜HEARTありがとう〜」

参加者の1人である石橋亨弘氏(大阪府・口で描く画家)

2019年11月10日(日)から11月16日(土)まで、東京交通会館 B1 ゴールドサロンにて「口と足で描いた絵〜HEARTありがとう〜」と題した絵画展が開催される。「口と足で描く芸術家協会」による展覧会で、60点以上の作品を展示。同協会は、両手が使えずに口や足で絵を描く画家たちのグループで、本展では“感謝の気持ちがアートに”をテーマに、「HEARTありがとう」というメッセージを掲げて開催される。
「口と足で描く芸術家協会」は、1956年にヨーロッパで始まり、現在は世界72の国と地域に活動を広げている。日本でも1961年から58年にわたって活動を継続。画家たちは、病気や事故などのさまざまな理由により、芸術を志す者にとっては大切な手を奪われているが、自立を目指して口や足に筆をとって絵を描き続けている。
本展の会場での「口と足で描く芸術家協会」の絵画展の開催は、今年で4年目となり通算6回目。今回は企画展示として、スポーツや平和をテーマに描いた絵画作品も1室に展示されることとなった。会期中には毎日、口や足で描く画家たちの制作実演を見学することも可能。また、口と足で描いた絵のオリジナルグッズも展示販売される。入場無料で、時間は10:00〜18:00(初日は12:00から)。

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■期間:
2019年11月10日(日)~11月16日(土)

■開催場所:
東京交通会館 B1 ゴールドサロン
東京都千代田区有楽町2-10-1

■問い合わせ先:
口と足で描く芸術家協会
tel. 03-3267-2881
url. https://www.mfpa.co.jp/
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