キヤノン、天体撮影に適した光学特性を備えたフルサイズミラーレス「EOS Ra」発売

「EOS Ra」

キヤノン株式会社は、天体写真を愛好するハイアマチュアユーザーをメインターゲットにしたフルサイズミラーレスカメラ「EOS Ra」を発売すると発表した。価格はオープンでキヤノンオンラインショップでの販売価格は32万7,800円(税込)。
本製品は、約3030万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー搭載のミラーレス一眼「EOS R」をベースに開発された、天体撮影専用のフルサイズミラーレスカメラ。

天体撮影に適した光学特性を備え、干潟星雲(M8)や三裂星雲(M20)、エータカリーナ星雲など赤みの強い星雲を、高精細かつ鮮やかに撮影できる。これは、Hα線の透過率を高め、高ISO40000の常用ISO感度と低ノイズによって実現されている。

また、天体撮影用に小型・軽量ボディーにバリアングル液晶モニターを搭載。三脚にカメラを固定したままでも、モニターでの撮影設定の調整と映像確認が可能だ。さらに、映像の拡大倍率は「EOS R」の最大10倍から最大30倍に改良。液晶モニター上で細かな星を大きく拡大表示し、厳格なピント合わせができるようになっている。
「EOS Ra」
価格:32万7,800円(税込)
URL:https://canon.jp/newsrelease/2019-11/pr-eos-ra.html
2019/11/06
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