立体的な浮き出し文字で視覚障害のある人でも使える真美堂手塚箔押所の「バリアフリーカレンダー2020」

「バリアフリーカレンダー2020」

有限会社真美堂手塚箔押所は、「バリアフリーカレンダー2020」を発売した。スパイラルマーケット(東京都港区南青山5-6-23 2F)や「日本点字図書館」(東京都新宿区高田馬場1-23-4)、桜雲会(東京都新宿区高田馬場4-11-14-102)の店頭で購入でき、価格は3200円(税抜)。日本点字図書館では、近日中にオンライン販売の開始も予定されている。
「バリアフリカレンダー2020」は、同社の特殊加工である浮き出し文字を用いることにより、晴眼者はもちろん、視覚障害があっても文字や数字に触れて使うことができるカレンダーだ。アートディレクターの関宙明氏(mr.universe)がデザインし、オレンジとグレーの落ち着いた配色のカラータイプと、白地の用紙で光の陰影を楽しめる白地タイプをラインナップ。本体サイズは250(幅)×350(高さ)mmで、表紙を含めて13枚綴りのリング綴じ仕様となっている。
目(視覚)と指(触覚)のどちらでも“読む”ことができるこのカレンダーでは、リサーチを重ねて50種類以上の用紙と版・圧力の試行を繰り返し、触って読み取れる最適な文字の高さが実現された。フォントにもこだわり、触ったときの読みやすさと視覚的な美しさを兼ね備えた「フォアフィンガー書体」を採用。なお、本商品の売り上げの一部は、盲導犬育成に実績のある公益財団法人アイメイト協会へと寄付される。

「バリアフリーカレンダー2020」

有限会社真美堂手塚箔押所
URL:http://sinbido.co.jp/
2019/11/11
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