ピンクシティの王宮に11万円で宿泊可! 王族がAirbnbで月の主殿内にスイートを提供

シティパレスイメージ

民泊サイトAirbnbは、インドのジャイプール市内の宮殿「シティパレス」の一室を「Gudliya Suite(グディヤ・スイート)」として宿泊予約の受付を開始すると発表した。11月23日より宿泊予約の受付がスタートする。料金は通常宿泊料金が8000ドル(約87万円)、2019年内は公開記念スペシャル料金として1000ドル(約11万円)で予約できる。
ジャイプールはインド北西部に位置し、ピンクに塗られた建物が多いことからピンクシティの別名を持つ。かつてはジャイプール藩王国の首都だったこともあり、現在も月の宮殿や風の宮殿、アンベール城といったスポットでマハラジャの生活を感じることができる。

そして今回提供される「Gudliya Suite」は、かつて王が住居として使い、現在は王族とその賓客のみが立ち入ることを許されるシティ・パレス敷地内の主殿「チャンドラ・マハル(月の宮殿)」内に位置する。ビル・クリントン元大統領やケネディ大統領夫人、チャールズ皇太子が歓待された、これまでは世界のVIPのみが訪れることのできた空間に泊まることができる。

パドマナーバ・シング氏

スイートルームはラウンジとキッチン、バスルーム、ゲスト専用屋内プール付き。 滞在中はゲスト専属の執事がお世話を担当し、お買い物ツアーや、地元のミュージアムなどの見どころをガイド付きで回るウォーキングツアーなど、希望に合わせて街体験の手配が可能。神秘的なアラヴァリス山脈を一望するテラスでは本格ラジャスタン料理を食べることもできる。

客室イメージ

なお、各予約の収益は地元の非営利団体「プリンセスディヤ・クマリ財団」に寄付され、ラジャスタン州内農村部の女性や職人の支援に役立てられる。
発表資料
URL:https://news.airbnb.com/
2019/11/18
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