錯視ドレスなど5つの作品を展示する「色と対話する展」が東京工芸大学のカラボギャラリーで開催

「錯視ドレス」監修:大海悠太

2019年11月19日(火)から2020年4月25日(土)まで、東京工芸大学のカラボギャラリーにて、「色と対話する展 Talking with Color」が開催される。カラボギャラリーは“色の国際科学芸術研究センター”で、今回の展覧会は第5回目の企画展。自律的な変化や、鑑賞者の行動および主観での変化など、まるで色と対話しているように感じられる5つの作品が展示される。入場無料、休館日は月曜および日祝で、開館時間は10:00〜17:00。
本展では、「錯視ドレス」(監修:大海悠太)、「カオティックビデオフィードバック」(制作:大海悠太)、「スマートフットウェア ORPHE ONE」(制作:平澤直之氏・清水大地/協力:株式会社no new folk studio)、「Through the Looking-Glass」(制作:Antoine Pasquali・Corentin Risselin・Daniel Majonica・Javier Fdez・Steven Weigh/協力:株式会社クロスコンパス)、「身体情報の色による可視化」(制作:辛徳・大保武慶・姜有宣ほか/監修:大海悠太)の5作品が紹介される。「錯視ドレス」は、以前にWeb上でも話題となった「The Dress」の現物で、人によって“青と黒”に見えたり、“白と金”に見えたりする服だ。
「カオティックビデオフィードバック」は、カメラとスクリーンの間でループするごとに壊れていく映像。「ORPHE ONE」は加速度センサーを搭載した靴で、ブレイクダンスの動作を自動的に判別してフィードバックする。「Through the Looking-Glass」では、深層学習AIの内部状態の階層性を色のパターンの“爆発的な変化”で感じることが可能。「身体情報の色による可視化」では、多くのLED照明やLEDテープの色を身体の動きによって連続的に変えさせることで、身体情報の時間変化が可視化されている。

「カオティックビデオフィードバック」
制作:大海悠太

「スマートフットウェア ORPHE ONE」
制作:平澤直之・清水大地
協力:株式会社no new folk studio

「Through the Looking-Glass」
制作:Antoine Pasquali・Corentin Risselin・Daniel Majonica・Javier Fdez・Steven Weigh
協力:株式会社クロスコンパス

「身体情報の色による可視化」
制作:辛徳・大保武慶・姜有宣ほか
監修:大海悠太

■期間:
2019年11月19日(火)~2020年4月25日(土)

■開催場所:
カラボギャラリー
神奈川県厚木市飯山1583 東京工芸大学 厚木キャンパス 12号館 2F

■問い合わせ先:
東京工芸大学
url. https://www.t-kougei.ac.jp/
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