“日本全国のあかり”を世界に発信する体験型展覧会「江戸東京あかり展」

「江戸東京あかり展 produced by 日本あかり博」

2019年12月7日(土)から2020年2月9日(日)まで、神田明神文化交流館 B1FのEDOCCO STUDIOにて「江戸東京あかり展 produced by 日本あかり博」が開催される。“日本全国のあかり”を世界に発信する体験型展覧会で、今回が初開催。全国から35以上の出展者が集結し、「アート」「祭り」「デザイン」「職人」「テクノロジー」という5つのジャンルが“あかり”を通じて1つになる。
本イベントの最大の特徴は、アート展示にアトラクション要素を組み合わせた“アート系アトラクション”であること。アート作品を鑑賞するだけでなく、演者やアート作品への投げかけによってストーリーが展開し、従来のアート展にはない体験ができる。たとえば、来場者の選択によってストーリーの結末や鑑賞できる作品、演出効果が変化。さらに、演劇性に富んだスタッフたちがストーリーテラーとなり、来場者をアトラクションの世界へと誘う。
また、来場者の投げかけに「青森ねぶた」をはじめとするアナログな立体作品が呼応して動き出すなど、“アナログ・インタラクティブ”な体験ができる作品群も魅力。“アナログなアート作品にデジタル技術を融合する”という取り組みに挑戦している。
当日券での入場料は、一般1500円/小学・中学・高校生1000円/未就学児無料。営業時間は、月曜から木曜までが10:00〜19:00、金曜から日曜までが10:00〜20:00で、年始(1月1日〜1月3日)と祝日は20:00閉場となる。いずれも入場は閉場30分前まで。

来場者が最初に訪れる「神田明神の地下」ゾーン。鈴木茂兵衛商店による伝統的な“提灯のあかり”や、造形作家の川村忠晴氏による“草木のあかり”など、日本らしい余白感のあるさまざまな“あかり”作品を展示

怪しい光に彩られた「百鬼夜行」ゾーン。切り絵作家や妖怪絵師やこけし作家などのアーティストによって、鬼や妖怪たちのパレードが表現されている

吉良上野介の怒りを“ねぶた祭”のねぶたで表現した「決断の間」ゾーンでは、怒りから鬼の姿へと変わってしまった吉良との対面を果たす来場者たちが、重大な決断を迫られる

クライマックスは「浮世の絶景」ゾーン。一葉式いけ花家元の粕谷尚弘氏による作品を中心に展示し、静寂と美しく煌めく“あかり”の世界が来場者を温かく送り出す

■期間:
2019年12月7日(土)~2020年2月9日(日)

■開催場所:
EDOCCO STUDIO
東京都千代田区外神田2-16-2 神田明神文化交流館 B1F

■問い合わせ先:
一般社団法人千代田中央文化交流推進機構/株式会社CoCoRo/株式会社オフィスミゴト(日本あかり博)
url. http://edotokyoakari.com/
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