『えんとつ町のプペル』映画化、監督はもちろん西野氏。幻想世界の3Dモデルも公開

福島敦子氏描き下ろしイメージビジュアル
(C)Akihiro Nishino/Yoshimoto Kogyo Co., Ltd.

お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣氏が手掛けた絵本『えんとつ町のプペル』がアニメ映画化されることが明らかになった。公開は2020年クリスマスの予定。
絵本『えんとつ町のプペル』は、西野氏がプロデューサー、総監督という位置づけで、複数のイラストレーターが参加した作品。ストーリーは、黒いけむりに覆われたえんとつ町で、父親を亡くした少年ルビッチとゴミ人間プペルによるハートフルストーリーとなっている。

作品は、泣けるストーリーやイラストの世界観が幻想的で引き込まれるものだったため、累計42万部を売り上げるヒットとなった。

また、絵本の販売中に全ページをWebで無料公開したり、パリのエッフェル塔で絵本展を開催したり、舞台として展開したりと、絵本だけにとどまらない、ユニークな活動、展開も話題になった。

アニメ映画の制作は『海獣の子供』『ベルセルク』『デトロイト・メタル・シティ』などを手掛けたSTUDIO4°cが担当。えんとつ町は一見スチームパンク的に見えるが、同スタジオはサイバーパンク、スチームパンクの名作『鉄コン筋クリート』も制作しており、えんとつ町の世界観をアニメで再現するのに申し分のないスタジオとなっている。

なお、描き下ろしのイメージビジュアルのほかにも、えんとつ町の背景の3Dモデルも公開。斜面に沿ってえんとつがにょきにょきと立ち並ぶ街の様子を見ることができる。

【2020年クリスマス公開決定】
映画『えんとつ町のプペル』の背景の3Dモデル。@Poupelle_Intl pic.twitter.com/Uh5CjgxNQi

— キンコン西野(映画えんとつ町のプペル) (@nishinoakihiro) December 26, 2019
西野氏のツイート
URL:https://twitter.com/nishinoakihiro/status/1210307405524783105
2019/12/27
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