レアメタルで作る結婚指輪が人気急増中

TOKYO DIAMONDは、1月9日、レアメタルを使った指輪の注文が8年で15倍にまで増加したと発表した。
近年、金属に触れた部分がかゆくなったり、赤く腫れたり、湿疹が出来てしまったりする金属アレルギーを持つ人が急増。そんな中、アレルギーを引き起こす心配がないとされるレアメタルで作る結婚指輪の人気が高まっている。使うのは電子部品の原料になるタンタルやハフニウム、イリジウムなど。

これらは、金やプラチナよりも金属アレルギーの心配がないことから、金属アレルギーに悩むカップルに口コミで広まり年々顧客は増加傾向。レアメタルを使った指輪の注文は、8年で15倍にまで増加したという。

TOKYO DIAMONDでは、金属アレルギー対応のほかにも様々なレアメタル指輪のオーダーメイドを受け付けており、サイト上ではこれまでのデザイン例が公開されている。

「ジルコニウム」素材の指輪

「ルテニウム」素材の指輪

レアメタルを使った指輪は見た目にも特徴があり、原子炉や自動車の排ガス用触媒に使う「ジルコニウム」で作った指輪は、豊かな発色が魅力。ハードディスクに使う「ルテニウム」で作った指輪は、プラチナよりも白い純白の輝きを持つ。

また、ジェットエンジンのタービンブレードや航空宇宙用部品に使われる「レニウム」の指輪や、高温超伝導として注目される「ニオブ」で作った指輪など、ストーリーのある各種レアメタル素材で指輪が作れると、理系男子・理系女子の間でひそかな人気だそうだ。

デザインの自由度や、金属アレルギーのこと、万が一の時にその金属が切断できるかどうかなどもWebサイトで案内されているので、指輪購入の予定がある人は検討してみてはどうだろうか。
東京ダイヤモンド株式会社
URL:https://tokyo-diamond.jp
2020/01/10
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