鑑賞者に自分の立ち位置を問いかける仕掛けが盛り込まれた久芳真純氏の個展「左右の再配置」

久芳真純「優しくあることを許して」2019年 あかぎハイツ

2020年1月21日(火)から3月22日(日)まで、松戸市文化会館「森のホール21」1Fエントランスホールのアートスペースにて、久芳真純氏の展覧会「左右の再配置」が開催されている。松戸市教育委員会は、松戸市の文化芸術の振興を図るため、千葉県松戸市在住・在勤美術作家の作品を紹介する「松戸の作家の個展」を展開しており、久芳氏も松戸市八柱のせんぱく工舎をアトリエにして制作活動をしている美術家。観覧無料で楽しむことができる。
久芳真純氏は1990年生まれで、絵画や彫刻などの美術ジャンルにとらわれずに空間全体を作品にするインスタレーション作品を手掛けている。2016年には、虎ノ門ヒルズで開催されたグループ展に参加。2019年には松戸ビール(松戸市松戸)やあかぎハイツ(松戸市稔台)で個展を開催するなど、精力的に活動している。
本展では、会場の「森のホール21」の受付の左右に設置された壁を使って作品を展開。展覧会タイトルにも含まれている「再配置」をテーマとして、鑑賞者に自分の立ち位置を問いかける仕掛けが繰り広げられている。月曜休館(2月24日は開館して翌日が振替休館)で、開館時間は9:00〜22:00。
■期間:
2020年1月21日(火)~3月22日(日)

■開催場所:
松戸市文化会館「森のホール21」
千葉県松戸市千駄堀646-4

■問い合わせ先:
松戸市教育委員会/森のホール21
url. https://www.city.matsudo.chiba.jp/
url. https://www.morinohall21.com/
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