ドコモ、英会話をリアルタイムに書き起こすサービス「Otter」の提供会社と協業

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株式会社NTTドコモは、グローバル化が進む日本のビジネスパーソンの生産性向上のため、英語音声を自動で文字起こしする音声認識AIサービス「Otter」を提供するAISense, Inc.と、日本での事業展開に向けて協業を開始すると発表した。
これまでにもドコモはAIによる機械学習により英文を高精度に翻訳するサービスを提供するみらい翻訳を通じて、「言語バリアフリー」の実現をめざしてきたが、スマートフォンで録音した英語音声をリアルタイムにAIにより精度の高い文字起こし・テキスト化ができるサービス「Otter」の参加により、2020年度からは国内企業への導入支援に取り組むとしている。

具体的には、世界中で100万人以上が利用している人気の翻訳・文字起こしサービスである「Otter」に対し、ドコモは「はなして翻訳」で培った会話系翻訳のノウハウを提供し、また、TOEIC960点相当の機械翻訳サービスであるMirai TranslatorTMを提供する株式会社みらい翻訳も参加して、新たなサービスの開発を進める。

なお、ドコモが開催するイベント「DOCOMO Open House 2020」(2020年1月23日(木曜)~24日(金曜))では、英語でのプレゼンテーションを「Otter」で書き起こした英文を、みらい翻訳とドコモが共同で開発した機械翻訳エンジンでリアルタイムに日本語に翻訳し、双方をスクリーンに表示するデモが実施される。
発表資料
URL:https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/01/22_02.html
2020/01/22
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