伊阪柊氏による新作の映像インスタレーションが発表される個展「Periodic Lull」

伊阪柊個展「Periodic Lull / ピリオディカルなラル」

2020年1月25日(土)から、Token Art Centerで、映像作家の伊阪柊氏による新作個展「Periodic Lull / ピリオディカルなラル」が開催される。2月24日(月・休)までの期間内の土日祝のみの開催。これまで伊阪氏が扱ってきた地質学的なテーマをより拡張し、さまざまな土地や領域の編成過程をテーマとした映像インスタレーションが発表される。時間は12:00〜19:00。
伊阪柊氏は1990年奈良県生まれで、東京藝術大学美術研究科博士課程に在籍。これまで、自然科学や疑似科学、フィクションを織り交ぜた映像作品などをインスタレーションや独自に制作した鑑賞装置によって発表してきた。近年は、地質や火山活動、その周辺に存在する建築や都市計画、神話や伝説など、人間の集合的な心理についてリサーチを行い、そこに自身による飛躍した仮説を差し込むことで、それらの関係性の“別のあり方”を想像させる作品を展開している。
本展では、地球のコアから陸域が形成される過程、火山地帯の危険円設定、一筆地調査のプロセス、古代中国の政治家・周公旦による土地区分システム井田制などを参照しながら、映像インスタレーションを発表。初日にあたる1月25日(土)の18:00からは、参加費1000円(食事、1ドリンク付き)でのオープニングパーティーの実施も予定されている。
■期間:
2020年1月25日(土)~2月24日(月・休)
※会期中の土日祝のみ

■開催場所:
Token Art Center
東京都墨田区東向島3-31-14

■問い合わせ先:
Token Art Center
url. http://token-artcenter.com/
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