デジタル印刷技術を駆使した国内外の印刷作品を評価する富士ゼロックスの「PIXIアワード」に注目
富士ゼロックスアジアパシフィックは、富士ゼロックスのプロダクションプリンタを使うユーザーが制作したデジタル印刷作品を評価するコンテスト「PIXIアワード」を開催。12回目を迎えた2019年度の受賞作品を発表した。248作品の応募があり、厳正な審査を経て、22部門で43の受賞作品と最優秀1作品が決定。このコンテストはアジア・パシフィック地域で開催されているが、日本国内からは2作品（2社）が各部門で“第1位”を受賞している。
「PIXIアワード」の「PIXI」は、“Printing Innovation with Xerox Imaging”の略。2008年から毎年開催されており、作品の品質、デジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて受賞作品が決まっている。印刷やグラフィックデザインなど、各分野の識者で編成される第三者委員会が審査を担当。毎回、デジタル印刷技術を結集した創造的で革新性に富んだ数多くの応募作品が集まる。
今年度は、日本からは、「ポスター部門」でアオヤギ株式会社（福岡県福岡市）の作品、「オフィス用品部門」でヤマゼンコミュニケイションズ株式会社（栃木県宇都宮市）の作品が“第1位”に選出。最優秀賞には、オーストラリアのIntertype社の「デザイナー教育キット」が選ばれている。
受賞作品は、富士ゼロックスのショウルーム「グラフィック コミュニケーション サービス 東京」（東京都港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ 6F）に一部が展示されているほか、今後はアジア・パシフィック地域で開催されるイベントや展示会でも紹介される予定。