現実の風景を実測して模型を作って撮影している鈴木伸吾氏の個展「NIHOMBASHI PARADAISE」

屏風 高島屋
170×230cm、和紙にインクジェットプリント

2020年1月29日(水)から2月17日(月)まで、日本橋高島屋S.C. 本館6Fの美術画廊Xにて「鈴木伸吾展NIHOMBASHI PARADAISE」が開催される。日本橋をテーマに、変貌する都市の様相と消費文化を、模型作家/現代美術家の鈴木伸吾氏のフィルタを通して俯瞰する展覧会。あらためて、都市再開発が進む日本橋界隈を見つめる機会となる。時間は会場の営業時間に準じ、最終日のみ16:00閉場。
鈴木伸吾氏は1964年静岡県生まれで、1988年に東京藝術大学工芸科を卒業し、1990年に東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻を修了した。1998年に東京現代野外彫刻展 奨励賞、2001年にArtist Grant of Vermont Studio center USA、2009年にArt_icle Award 2009 グランプリを受賞。2002年のトキアートスペース(東京)をはじめ、東京、福井、北京、台北といった各地で個展を開催してきており、数多くのグループ展にも参加している。
鈴木伸吾氏の制作は、実際にある風景を時間をかけて実測することからスタート。そこで得たデータをもとに緻密なマケット(模型・彫刻の雛形)を作り、さらにそのマケットを撮影することで作品が完成する。今回の展覧会に際しても、3年通って精密な2つの百貨店(高島屋と三越)の模型を作成。それを撮影して制作した平面作品が発表される。
■期間:
2020年1月29日(水)~2月17日(月)

■開催場所:
日本橋高島屋S.C. 本館6F 美術画廊X
東京都中央区日本橋2-4-1

■問い合わせ先:
日本橋高島屋S.C. 本館
tel. 03-3211-4111(代表)
url. https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/
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