Googleマップ、15周年に機能強化とアイコン進化。日本だけの座りやすさ探索機能も

新アイコン

米Googleは6日(米国時間)、同社が手掛けるMAPアプリ「Google Maps(グーグルマップ)」の15周年を記念した大規模アップデートを行うと発表した。
従来のトップ画面(地図を表示した画面)では、最下部に「スポット」「通勤」「おすすめ」というカテゴリーを配置していたが、新しく「探索(Explore)、通勤(Commute)、保存(Saved)、貢献(Contribute)、更新(Updates)」という5つのタブに変更される。

例えば、「探索」タブには、地元レストランや近くの観光スポット、街のランドマークなど、世界中の約2億の場所に関する情報、評価、レビューが収録されており、地図を見るだけではなく、Googleマップに保存されている様々な情報を、Webサイト感覚で見ることができる。

新しいタブイメージ

また、Googleマップ自体のアイコンも進化。従来のアイコンは、Googleを象徴する青・赤・黄・緑のカラーを四角いアイコンとピンアイコンに振り分けていたが、新アイコンではピンアイコン一つにGoogleカラーを集約させている。さらに、Googleマップでナビを行う際の車のアイコンもお誕生日バージョンになるとしている。

旧バージョン

公共交通関連では、電車に乗る際の目安として車内の温度が温かいか冷たいかの表示、女性専用車両の情報、警備員やセキュリティカメラの有無、また、日本だけの機能として車両の多い電車を選択して、座席に座れる可能性を高めるルート検索にも対応する。

そのほか、旅行計画に役立つ情報、拡張現実(AR)利用のライブビューの拡張なども行われる。
発表資料
URL:https://www.blog.google/products/maps/maps-15th-birthday/
2020/02/07
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