Google「Chrome」、混在コンテンツのダウンロードを段階的に制限へ

ブロックのスケジュール

Googleは、同社が手がけるWebブラウザ「Chrome」において、混在コンテンツのダウンロードを段階的に制限すると発表した。
今回の制限は、安全ではないダウンロードからユーザーを保護するための方策。

すでに昨年に「安全でないサブリソースのブロックを開始する」としていたが、その方策の一つとなる。

具体的には、セキュリティで保護されたHTTPSページからは、HTTPコンテンツがダウンロードできなくなる。これは、HTTPのままでは改竄の可能性が排除しきれず、安全性が保証されないためだ。HTTP経由でのリソースやファイルダウンロードを提供しているサイトの運営者は、それを変更する必要がある。

まずは2020年3月リリース予定の「Chrome 81」でダウンロードに際して警告が表示されるようになる。そして4月の「Chrome 82」からは混在コンテンツのダウンロードブロックが段階的に開始される予定だ。
発表資料
URL:https://blog.chromium.org/2020/02/protecting-users-from-insecure.html
2020/02/10
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