ロボット掃除機の空間認識能力や自動本体持ち上げ等により掃除完遂性能が向上、パナソニック

「ロボット掃除機(RULO MC-RSF1000)」

パナソニック株式会社は、高性能レーザーセンサーを使用した空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載し、360°全方位の間取りと自己位置をすばやく正確に認識することで掃除完遂性能を向上した「ロボット掃除機(RULOルーロ MC-RSF1000)」を3月下旬に発売すると発表した。店頭予想価格は15万円前後(税別)。
本製品は、ロボット掃除機の普及率が約7%と低い理由である「掃除前の片付けが面倒」「きちんと掃除してくれるか」「ゴミの取り残し」といった不安を解消するための新機能を搭載したロボット掃除機。

「レーザーSLAM」では、より早く正確な空間認識が可能になり、360°全方位の間取りや床にあるもの・動くものなど部屋環境を認識して地図を構築できる。そして、自己位置を把握しながら掃除プランを立てて効率よく丁寧に走行しながら掃除を実行する。

それに加え、高性能な自動走行技術と障害物回避技術で走行のズレやエラーを抑え、部屋中くまなく掃除することで掃除完遂性能が大幅に向上している。

また、障害物対策にも大きな変化があり、走行時に段差(高さ最大25 mm)やラグなどの障害物をフロント3Dセンサーで検知し、業界初となる自動的な本体持ち上げ機能である「アクティブリフト機能」で対応できるようになっている。

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そのほか、新たに「Google アシスタント」搭載のスマートスピーカーに対応して声で操作可能になり、レーザーセンサーで人の足の動きを認識して一定距離を保ちながらついていくotomo機能も備わっている。

サイズは幅345×奥行330×高さ99mm。本体重量は3.4kg。充電時間は約5時間(電池が空状態から充電を開始した場合、周囲温度20℃時)で最大稼動面積は約120畳、連続使用時間は約100分(満充電・電池初期/20℃時)。
「ロボット掃除機(RULO MC-RSF1000)」
店頭予想価格:15万円前後(税別)
URL:https://news.panasonic.com/jp/press/data/2020/02/jn200210-1/jn200210-1.html
2020/02/10
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