『サライ』3月号は、趣のある雪舟ブラックの「雪舟万年筆」が付録に

株式会社小学館は、月刊誌『サライ』創刊30周年を記念した特別付録「雪舟ブラックの万年筆」の付属する「サライ3月号」を2月10日に発売した。価格は980円(税込)。
『サライ』の日本美術をモチーフとした万年筆付録は、2018年1月号の付録「北斎ブルーの万年筆」、2018年10月号の付録「若冲レッドの万年筆」に続く第3弾となる。2020年は雪舟生誕600年となる記念の年。1年5ヶ月ぶりとなるサライオリジナルの謹製万年筆は、雪舟の山水画『秋冬山水図』の「冬景」(東京国立博物館が所蔵)をモチーフとした、雪舟ブラックが引き立つデザインだ。

冬枯れの樹木のモチーフを、ボディと軸に巻き込むように配し、半光沢の本体に、雪舟の筆跡が馴染んでいる。同作は国宝に指定されており、切手の図柄となったこともあるので目にしたことがある人も多いだろう。
『サライ』謹製万年筆は、握りやすい太軸でインクカートリッジ付き。ペン先はステンレス製で適度な弾力があり、やわらかい書き味が特徴だ。インクがなくなったら、市販のヨーロッパタイプ(欧州共通規格)のカートリッジに交換して使えるので、末永く愛用できる一本である。

本誌では生誕600年大特集「落ちこぼれの禅僧から世紀の画聖へ 雪舟への旅」を展開。雪舟とは何者なのか、見方が変わる作品案内など、著名な作品を掲載して雪舟の生涯に迫る。

『サライ』2018年1月号の付録「北斎ブルーの万年筆」

『サライ』2018年11月号の付録「若冲レッドの万年筆」

『サライ』3月号
特別価格:980円(税込)
発行:小学館
サライ.jp https://serai.jp/
株式会社小学館
URL:https://www.shogakukan.co.jp/
2020/02/17
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