箔を貼った揉み紙に生き物や花を描いた新作を披露する野口満一月氏の日本画展「花 開く時、蝶来る」

「朝露」4号S

2020年2月19日(水)から2月25日(火)まで、西武池袋本店 6Fのアート・ギャラリーにて「野口満一月 日本画展-花 開く時、蝶来る-」が開催される。1965年東京都生まれで鎌倉に在住する野口満一月(のぐちみつき)氏の個展。時間は店舗の営業時間(10:00~21:00/日祝休は10:00~20:00)に準じ、最終日のみ本会場のみ16:00で閉場する。
野口満一月氏は、1992年に上智大学文学部を卒業し、その後は東京藝術大学日本画科に入学した。1998年には東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了し、院展で初入選。日本美術院 院友の女流画家として注目を集め、近年は人間国宝で文化勲章受章作家の志村ふくみ氏に染織・草木染を学ぶなど、多方面において活躍している。
本展では、箔を貼った揉み紙に、透明感あふれる色彩で小さな生き物や花々を描いた新作を披露。銀箔を貼った揉み紙に露草とイトトンボを描いた「朝露」、紙の原料の楮(こうぞ)の繊維を藍染めしてから漉いた門出和紙(新潟)に金と銀のみで朝露に濡れるクモの巣を描いた「雨の贈り物」、箔を貼った揉み紙の裏と表から天然の岩絵具で着彩してアキアカネが静かに休む瞬間を描いた「秋野」などが紹介される。

「雨の贈り物」4号S

「秋野」6号S

■期間:
2020年2月19日(水)~2月25日(火)

■開催場所:
西武池袋本店 6F アート・ギャラリー
東京都豊島区南池袋1-28-1

■問い合わせ先:
西武池袋本店
tel. 03-3981-0111(大代表)
url. https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
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