終売だった将棋・囲碁の「対局時計」が復刻発売、視認性追求のデザインはそのまま

「対局」

セイコークロック株式会社は、2011年に製造・販売を終了していた将棋・囲碁・チェスなどのボードゲームの持ち時間計測に使う「対局用置時計」について、デザインを復刻して置時計「対局」として3月19日に復刻発売すると発表した。価格は13,200円(税込)。
今回の復刻の決め手になったのは、昨今の将棋人口の増加により、前モデル「QZ568」の再販売を求める声が多かったから。

最新モデルは、オリジナルモデルQZ520(1982年発売)、後継のQZ568(1985年発売)のデザインを踏襲し、シンプルな操作性もそのままとなっている。

機能としては対局時計として視認性を追求。文字板は装飾を廃したシンプルで明瞭な目盛りと数字配置、針は分針の先端を尖らせて文字板側に曲げた形状により時計を斜めから見ても針が指す位置が明確にわかる。さらに秒車は十字型の稜線を設け、2つある時計のうちどちらが動いているかが光の反射で瞬時に分かるようになっている。

なお、最新モデルでは、電池残量表示を改良。本体裏面の電池残量表示はLEDの点灯色で交換時期が分かるようになった。

サイズは高さ117×幅181×奥行55mm、重量は380g。
置時計「対局」
価格:13,200円(税込)
URL:https://www.seiko-clock.co.jp/news/2020/20200219.html
2020/02/19
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