一枚革だから使いやすい、手のひらサイズのミニウォレット「sai」

オリジナルブランド「sisrey(合田瑞希 氏)」は、2月19日、クラウドファンディングサイト「Makuake」において、一枚革でつくる手のひらサイズのミニウォレット「sai」のプロジェクトを開始した。現在申し込み可能な最安値は早期早割6,480円コースから。※2020年2月19日現在
同製品は、一枚革のイタリアンレザーから作り上げる、ほぼクレジットカードサイズのミニマムウォレット。ギミックだけでなく使い勝手やデザインにもこだわっており、一枚革ならではの機能性が魅力だ。

組み上げた財布を開いてみると、片側には15~20枚程度の小銭が入る平らな小銭入れ。マチがないのに中が見やすい秘密は、小銭入れの底が縫われていないからだ。差し込み構造になっている底部分がわずかにスライドすることで、手前まで開口部が開くようになっており、さらに小銭が見やすく取り出しやすくなっている。

小銭入れに専用のフラップや留め具は設けられておらず、財布を折りたたむことで小銭入れも包み込まれるミニマム設計。これにより、スピーディーな開閉を実現している。財布を開閉する動作を考えて作られているため、財布を開くときには自然と小銭入れの開口部を抑える形になり、うっかり小銭が飛び出すこともない。
反対側にはカードポケットを装備。約7枚のカードが入る浅めのポケットは裏側に入れたカードも取り出しやすい。手前にはレシートなどを挟んでおけるスペースを設け、ついつい溜めてしまいがちなレシートを仮置きできるようにした。
そして、“一切縫わない”というシンプル設計にもかかわらず、ディティールにはこだわり、これが全体の調和につながっている。デザインのポイントとなるボタンは薄く漉いた革を利用した包みボタンに。ホックの裏側にも同色の革パッチを当て、ギラギラした金属金具が革の風合いを損なわないようにした。革の断面は手作業で丁寧なコバ磨きが施されている。

採用したレザーは、イタリアの名門・テンペスティ社の「エルバマット」。植物のタンニンによって鞣された、味わい深く経年変化する本格レザーである。色は、レッド、ブラック、ブラウン、ブルーグリーンの4色展開。シンプルで、ミニマムで、機能性に優れたこだわりのミニ財布だ。

一枚革に開いた状態

クラウドファンディング「Makuake」
URL:https://www.makuake.com/project/sisrey/

sisrey
2020/02/19
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