風速・気圧・気温などから形や色が変わる「サイバー和菓子」、2月29日提供開始

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電通の社内横断フードテック・プロジェクトOPEN MEALS(オープンミールズ)は、気象データをもとに成形される「サイバー和菓子」を発表した。
本プロジェクトは、超未来型レストラン構想に向け、これまでに「デジタルおでん」や「寿司テレポーテーション」といった未来的コンセプトで実験的に試食や造形が行われてきた。

「寿司テレポーテーション」で再現された低解像度のピクセル寿司

今回は、実際にレストランで実食できるフードとして、気象データをもとに成形した「サイバー和菓子」が企画された。

四季の移ろいなどを繊細に表現する和菓子の世界、それをデジタルで表現する。成形は風速・気圧・気温などその日の気象データを元にして、毎日形や色が変わる和菓子として提供される。

3Dプリンターでの成形イメージ

過去のデータによる成形イメージ

食べられるのは六本木ヒルズのレストラン「THE MOON」。2月29日から3月29日の間、一日4部制(12:00、13:30、15:00、16:30)の完全予約制(2月20日以降に電話予約開始 TEL03-3470-0052)で提供される。

メニューは「高気圧」「低気圧」の2種類が用意され、それぞれ抹茶と最中付きで3000円(税別)。
発表資料
URL:http://www.open-meals.com/cyberwagashi/index.html
2020/02/20
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