社会におけるデザインの役割を考えるデザインスタジオ「UMA / design farm」の展覧会が開催

UR都市機構の色彩計画(2017-)VI, 色彩計画, サイン計画
Photo Yoshiro Masuda

株式会社リクルートホールディングスが運営するクリエイションギャラリーG8にて、2020年2月25日(火)から3月28日(土)まで、「UMA / design farm展 Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields」が開催される。大阪を拠点に活動するデザインスタジオ「UMA / design farm」の展覧会。“ともに考え、ともにつくる”対話と実験の展示を通じて、あらためて社会におけるデザインの役割を考える。入場無料、日祝休館で、開館時間は11:00〜19:00。
「UMA / design farm」は、2007年に原田祐馬氏によって設立され、大阪を拠点に活動している。グッドデザイン2016・金賞、日本サインデザイン最優秀賞、日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク、CSデザイン賞準グランプリなど受賞多数。現在は原田氏を含めて7人のメンバーで構成されており、文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通じ、理念を可視化して新しい体験を作りだすことを目指している。
本展では、奈良県奈良市の福祉施設たんぽぽの家と障害のある人たちの仕事作りを行う「Good Job!Project」、大津市湖岸なぎさ公園のサインデザイン、UR都市機構での鳥飼野々2丁目団地などの外壁修繕色彩計画といった各種プロジェクトを紹介。デザインプロセスはもちろん、“そこで紡がれた物語”を交えた展示が繰り広げられる。
なお、当初は初日にオープニングパーティの実施が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症が感染拡大している状況を受け、参加者の健康と安全を考慮して開催中止が決定した。当日のギャラリーは、20:30まで延長して開館する。
■期間:
2020年2月25日(火)~3月28日(土)

■開催場所:
クリエイションギャラリーG8
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル 1F

■問い合わせ先:
クリエイションギャラリーG8
tel. 03-6835-2260
url. http://rcc.recruit.co.jp/
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