「街灯」に防犯・防災・見守り機能搭載、災害時や子どもの安全、イベント時に活躍

「Secual Smart Pole 」

株式会社Secualと積水化学工業株式会社は、両社が共同開発した防犯・防災・見守り機能を搭載した次世代の街灯「Secual Smart Pole (セキュアルスマートポール)」について、提供を開始したと発表した。
本製品は、ただ明るく夜道を照らす街灯としての役割だけではなく、街の守り手としての機能を複数搭載したスマートタウンソリューション。

街灯としては、従来の防犯灯としての機能にプラスしてフルカラーLEDを搭載。街のイベントや季節の移り変わりによって色を変化させ、エンタメ的な性格を持たせた。

「防犯」については、カメラを搭載して人物や物体の検知が可能に。人の通過や放置物を検知して管理者に通知できるIoTデバイスとしての機能を有する。

「見守り」に関しては子供などを守るための見守りタグ「Secual Smart Tag(セキュアルスマートタグ)」と連動。タグからの信号を受信して、受信状況を専用アプリに通知できる。

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災害時には「防災」機能を発揮。気象庁の災害情報と連動して、避難勧告が発令された際、特別警報時には黄色に点灯して視覚的に異常事態を住民に知らせることができる。

本街灯が効果を発揮するのは、Secual社が提供するスマートタウン向け統合サービス「NiSUMU(ニスム)」と連動した際。タウンマネジメント事業として展開するスマートハイムシティ朝霞においては、本街灯を59基設置。さらに各家庭が2台ずつ見守りタグSecual Smart Tagを導入することで街全体での防犯体制が構築されている。
発表資料
URL:https://secual-inc.com/secual_smartpole/
2020/02/25
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