企画屋かざあな、書いた内容が浮き上がるようにキレイに見えるノート「UKIE」をパリで正式販売

和紙ノート「UKIE」

スタイルプラス株式会社が運営する企画屋かざあなは、和紙ノート「UKIE」のパリでの販売を正式に開始した。株式会社ジーブックが運営する水上製本所とともに制作してきたノート。昨年末からパリの店舗「COOL JAPAN」で試験販売が実施されていたが、アンケート調査から使用感やデザイン性に評価を得られたことから、正式販売が実現した。
企画屋かざあなは、“夢を一緒にみる仲間を集い、仲間とともに企画を練り上げて実行していく”ことを目指している場。伝統工芸の魅力創生オンラインサロンを立ち上げ、本場奄美大島紬×Artプロジェクトなどを進行中だ。
この企画屋かざあなのプロジェクトで誕生した「UKIE」は、和紙に市松模様を透かしたかたちで入れた市松罫の目盛りが特徴。書いた字や絵が浮き上がるようにキレイに見える。サイズはA5判。表紙や裏表紙には、埼玉県比企郡小川町で手漉きされた「畳紙(タトウ紙)」が採用された。
「畳紙」は、乾燥の際に板を使うことで木目が残った手漉き和紙。この紙を用いることで、「UKIE」はナチュラル感を重視してソフトな風合いに仕上げられた。本文には鳥取県の和紙を使用。万年筆と相性が良く、製本には見開きにした状態でも段差ができない方法が採用されている。

見開きにした状態でも段差ができない水上製本所の製本方法を採用

スタイルプラス株式会社「企画屋かざあな」
URL:https://www.kazaana.net/
2020/02/25
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