阪神電気鉄道、武庫川線で野球にちなんだ新デザインの車両を5月末に運行開始

タイガース号(左)と甲子園号(右)

阪神電気鉄道株式会社は、武庫川線で運行している車両を新デザインに置き換えることを発表した。新しい車両は、これまで本線および神戸高速線で各駅停車として運行してきた普通用車両5500系を武庫川線で運行するために改造し、外装と内装を野球にちなんだデザインとしたもの。2020年5月末の運行開始が予定されている。
武庫川線は兵庫県西宮市内にあり、阪神甲子園球場や鳴尾浜球場が近接していることから、車両の新デザインのテーマを野球とすることに決まった。今回、阪神タイガースと阪神甲子園球場をテーマとした2編成のデザインが完成。全編成に共通し、運行予定の武庫川線の路線図を「武庫川」の文字にアレンジしたシンボルマークを前部と側面に貼り付けている。
阪神タイガースをモチーフとした「タイガース号」は、黄と黒をベースとした配色で、内装にはユニフォームをイメージした壁面デザインを採用。内外装の随所に、阪神タイガースのシンボルマークが配置されている。
阪神甲子園球場をモチーフとしたデザインの「甲子園号」は、球場の蔦、芝、白線をイメージさせる緑と白をベースとした配色。内装は、床面に阪神甲子園球場の土やマウンド、壁面は球場の外壁のレンガをイメージしたユニークなデザインとなった。

「タイガース号」の外装デザインと内装デザイン

「甲子園号」の外装デザインと内装デザイン

阪神電気鉄道株式会社
URL:https://www.hanshin.co.jp/
2020/02/25
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