エプソンがA2ノビ/A3ノビ対応のインクジェットプリンタ「SC-PX1VL/SC-PX1V」を5月発売
エプソンは、インクジェットプリンタの新製品として、A2ノビ対応の「SC-PX1VL」とA3ノビ対応の「SC-PX1V」を、2020年5月28日（木）に発売する。プロの写真家や写真愛好家の作品づくりにも役立てられる「エプソンプロセレクションシリーズ」の新製品。市場予想価格は、「SC-PX1VL」が15万円台後半（税抜）、「SC-PX1V」が8万円台後半（税抜）となっている。
9色モデルの両製品には、新開発の「UltraChrome K3Xインク」が採用された。顔料インクで、インク色の内訳はフォトブラック/マットブラック/シアン/ビビッドマゼンタ/イエロー/ライトシアン/ビビッドライトマゼンタ/グレー/ライトグレー/ディープブルー。最小1.5plのインクサイズで出力することによってプリント表面を平滑化し、暗部領域をライトグレーインクでオーバーコートすることで光沢紙における黒濃度が向上した。
また、新たに搭載されたディープブルーインクで青の色域が大幅に拡大。これまで再現が難しかったブルー・バイオレット領域の諧調も、繊細で豊かに表現される。なお、フォトブラックとマットブラックも含め、全てのインクが切り替え動作の必要なくシームレスに使えるようになった。
従来機から大幅に小型化が実現された筐体も特徴。インターフェイスには、Super-Speed USBおよび10/100BASE-TXを採用し、IEEE 802.11 b/g/n/a/ac準拠のWi-Fi接続にも対応している。使用時の本体サイズ/重量は、「SC-PX1VL」が615（幅）×520（高さ）×905（奥行）mm/約14.8kgで、「SC-PX1V」が515（幅）×420（高さ）×769（奥行）mm/約12.6kg。