赤外線サーモグラフィーで地下鉄の乗車前に体温を自己チェックできる「駅ナカ検温コーナー」が登場

赤外線サーモグラフィーカメラによる検温の様子(イメージ)

東京都交通局は、地下鉄の利用客が乗車前に体温を自己チェックできるように、大江戸線都庁前駅の改札口付近に「駅ナカ検温コーナー」を設置した。2020年3月4日(水)の12:00頃から運用が開始されている。
「駅ナカ検温コーナー」は、赤外線サーモグラフィーを配備しており、2カ所のブースで展開。プライバシーに配慮したうえで、利用客が自身でディスプレイを確認する。検温などの体調管理の重要性をPRする狙いがあり、あわせて新型コロナウイルス感染症に関するさまざまな情報を提供。発熱のある人や心配を抱えた人に向けて、新型コロナ患者相談センターまたは一般電話相談(コールセンター)も掲示などによって案内されている。
このほか、東京都からは、都庁舎における来庁者の健康チェックについての発表も3月3日(火)に行われた。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、一般の来庁者に対して各入庁受付で検温が実施されることとなり、37.5℃以上の発熱が認められる場合などは入庁の自粛を依頼。検温は、受付担当者が非接触型体温計によって実施する。この健康チェックの実施期間は、3月4日(水)から当分の間。
東京都
URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/
2020/03/04
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