ソフトバンク、3月27日に5Gサービススタート。プラス1000円かかるが2年間無料も

発表資料

ソフトバンク株式会社は5日、次世代高速通信として、高速・大容量、低遅延の通信が可能となる第5世代移動通信システム(5G)の商用サービス「SoftBank 5G」を、2020年3月27日に開始すると発表した。
2020年は各キャリアが5Gサービスをスタートさせるが、すでに楽天モバイルは6月にサービスを開始すると発表済み。ただし、楽天の自社ネットワーク網は東京・名古屋・大阪と全国でも限られたエリアのみが整備済みで、6月のスタート時もそのエリアが中心になると見られる。

一方、ソフトバンクの5Gエリアは、3月27日より、限られた一部の対象エリアからサービスの提供を開始して順次拡大する予定としている。

2020年3月31日時点でのサービスエリアは千葉県成田市・柏市・富里市、東京都千代田区・中央区・文京区・台東区、石川県金沢市・白山市・野々市市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、広島県広島市・福山市、福岡県福岡市(全て各区市の一部が対象)となっており、楽天と比べてスタートは早いものの、エリア的に大きく勝っているという形にはなっていない。

料金に関しては、ソフトバンクユーザーが契約している対象料金プランに加えて月額1000円の「5G基本料」を支払えば、5Gに対応しているスマートフォンで「SoftBank 5G」のネットワークが使用できる。

なお、2020年8月31日までに契約すれば、「5G基本料」の月額使用料が2年間無料になる「5G無料キャンペーン」を実施する。
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URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20200305_05/
2020/03/05
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