ブラザーが「プリントテラス」の無料ダウンロードコンテンツの利用範囲を期間限定で拡大
ブラザー工業株式会社の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社は、スペシャルサイト「プリントテラス」内で提供している無料ダウンロードコンテンツの利用規約を変更した。新型コロナウィルス感染拡大に伴う休校対応への支援としての期間限定での措置。2020年4月12日（日）まで、学童保育などの生徒向け施設でコンテンツを利用できるようになる。
ブラザーでは、プリンタを活用するためのさまざまなダウンロードコンテンツを提供中。従来は家庭向けのコンテンツとしての利用を規約で定めていたが、「日々どのように子どもたちと過ごすか困っている方への支援として、ブラザーのコンテンツを印刷して学童に提供したい」という相談が持ちかけられ、その声に応えるかたちで利用規約を変更することになった。
具体的には、学童保育など児童・生徒向け施設での利用を目的とした場合において、「ダウンロードコンテンツ利用規約」に定める「第2項 商用目的利用の禁止」の一部の適用を除外。同社ダウンロードコンテンツを印刷した状態での頒布・譲渡・貸与が認められるようになる（企業・団体・個人が同社ダウンロードコンテンツを印刷して寄付、提供する場合も含む/同社ダウンロードコンテンツのデータの改変、Webサイトでの再配布などは従来通りに禁止）。
対象コンテンツは、世界で一つのまちづくりキット、まちとまちをつなぐ みちづくりキット、アイドルチェンジ！「メロディアンライツ」、トレジャー&モンスター、紙機神ウォーズ、飛べ！世界でひとつの紙ヒコーキ、ROOMAID、JR東日本 在来線ペーパークラフト、紙で作る鉄道ジオラマ、おべんきょうシリーズ、ぬりえシリーズ、手作り絵本シリーズ。なお、同社ダウンロードコンテンツを利用した取り組みとして、株式会社サンアート印刷、株式会社鈴木紙工所が発起人として「自宅待機児童へ向けて 印刷会社が今出来る事」が実施されることも紹介されている（https://sswz2007.wixsite.com/papercraft）。