世代を超えて愛される人気絵本シリーズの大規模な展覧会「ねずみくんのチョッキ展」

「ねずみくんのチョッキ」1巻目表紙
©なかえよしを・上野紀子/ポプラ社

2020年4月22日(水)から5月6日(水)まで、松屋銀座 8Fのイベントスクエアにて「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」の開催が予定されている。世代を超えて愛される絵本「ねずみくんのチョッキ」シリーズ(株式会社ポプラ社)をメインとした内容で、松屋銀座では初めての大規模な展覧会。入場料は、前売券で一般600円/高校生500円/小・中学生300円、当日券で一般800円/高校生600円/小・中学生400円となっている。
「ねずみくんのチョッキ」シリーズは、1974年に第1作の「ねずみくんのチョッキ」が刊行され、現在35巻まで続いている人気絵本だ。作家のなかえよしを氏と、画家の上野紀子氏の夫妻による共同作業で生まれた。シリーズ累計400万部を超えており、今回の展覧会の開催を記念して36巻目となる最新作の刊行も予定されている。
「ねずみくんのチョッキ」は、鉛筆で描かれたモノクロの絵と最小限の文章が大きな余白の中に配置されるという構図の美しさが特徴で、刊行当時に絵本では型破りなスタイルとして話題となった。本展では、1巻目を含む名場面の絵本原画、スケッチなど約150点を展示。2019年2月に78歳で亡くなった上野紀子氏が絵を手掛けて小学校の教科書への掲載でも知られる「ちいちゃんのかげおくり」の原画や、シュルレアリスムの油絵「少女チコ」シリーズの作品なども展示される。
時間は10:00〜20:00で、4月23日(木)は18:00、最終日は17:00閉場。いずれも入場は、閉場30分前までとなる。
■期間:
2020年4月22日(水)~5月6日(水)

■開催場所:
松屋銀座 8F イベントスクエア
東京都中央区銀座3-6-1

■問い合わせ先:
ねずみくんのチョッキ展実行委員会
tel. 03-3567-1211(松屋銀座 大代表)
url. http://www.matsuya.com/m_ginza/
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