ミュシャが同時代や後世に与えた影響も紹介される「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ-線の魔術」

アルフォンス・ミュシャ「舞踏―連作〈四芸術〉より」1898年
カラーリトグラフ ミュシャ財団蔵 ©Mucha Trust 2020

2020年4月25日(土)から6月28日(日)まで、名古屋市美術館にて「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ-線の魔術」の開催が予定されている。アール・ヌーヴォーを代表する芸術家のアルフォンス・ミュシャ(1860〜1939年)に注目し、ミュシャ財団の監修のもとで開催される展覧会。時代を超えて愛されるミュシャの秘密を紐解く。
アルフォンス・ミュシャは、“線の魔術”とも言える繊細かつ華やかな作品で人々を魅了し、“ミュシャ様式”とも呼ばれるそのスタイルで後世のアーティストに多大な影響を与えてきた。本展では、幼少期の貴重な作品や自身の蔵書および工芸品、20代で手掛けたデザインやイラスト、ミュシャの名前を一躍有名にしたポスターなどを通じ、ミュシャの原点と作品の魅力に迫る。
そのほか、明治の文芸誌の挿絵や、1960〜70年代のイギリス・アメリカを席巻したグラフィック・アート作品、現代の日本のマンガ家やアーティストの作品など、ミュシャの作品が同時代および後世に与えた影響についても紹介。約250点の作品の展示が予定されている。
月曜休館(5月4日は開館して5月7日が振替休館)。開館時間は9:30〜17:00(金曜は20:00まで)で、入場は閉館30分前までとなる。観覧料は、前売り券で一般1300円/高校・大学生800円、当日券で一般1500円/高校・大学生1000円。中学生以下は無料で観覧できる。
■期間:
2020年4月25日(土)~6月28日(日)

■開催場所:
名古屋市美術館
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内

■問い合わせ先:
名古屋市美術館、ミュシャ財団、中京テレビ放送、読売新聞社
tel. 052-212-0001(名古屋市美術館)
url. https://www.ctv.co.jp/event/mucha2020_nagoya/
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