ビクセン、米セレストロン社による液晶画面付きのデジタル顕微鏡を発売

「TetraView LCDデジタル顕微鏡」

株式会社ビクセンは、米セレストロン社製の「LCDデジタル顕微鏡 II」および「TetraView LCDデジタル顕微鏡」の販売を、2020年3月19日(木)に開始する。セレストロン社はカリフォルニア州トーランスに本社を置く天体望遠鏡ブランドで、株式会社ビクセンは2020年1月1日(水・祝)から日本における総代理店契約を締結。今回発売される2タイプの顕微鏡は、液晶画面が搭載していることが大きな特徴となっている。
「LCDデジタル顕微鏡 II」は、液晶デジタル顕微鏡のエントリーモデル。3.5インチのフルカラー液晶画面と500万画素のCMOSカメラを搭載し、セットした標本を液晶画面で観察できる。液晶部分は180°回転するため、複数人で観察するシーンでも利用が可能。3種の対物レンズでそれぞれ40倍/100倍/400倍、デジタルズーム機能によって160倍/400倍/1600倍での観察に対応する。
上位機種の「TetraView LCDデジタル顕微鏡」は、液晶画面が4.3インチで、付属のタッチペンや指での操作が可能。対物レンズは4種類で、それぞれ40倍/100倍/200倍/400倍、デジタルズーム機能によって160倍/400倍/800倍/1600倍での観察に対応する。ピント調整にはデュアルノブが採用されており、微調整も容易だ。
いずれのモデルも最大32GBまで対応するカードスロットを搭載し、SDメモリーカードへの保存が可能で、2GBのカードが付属。また、付属のUSB mini-BケーブルやAVケーブルを使用すると、TVなどの外部ディスプレイへの出力も行える。
株式会社ビクセン
価格:オープン
URL:https://www.vixen.co.jp/
2020/03/17
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