LINEで質問に答えるだけで遺言が作成できるエンディングサービス「タイムカプセル」

株式会社ユニクエストは、LINEで作る新しいエンディングサービス「タイムカプセル」を3月25日(水)より開始すると発表した。利用は完全無料。
TPCマーケティングリサーチの調査によると、遺言書作成の必要性を感じている人が約85%いるのに対して、実際に行動できている人はわずか15%。結果として、遺族がトラブルに巻き込まれたり、終末期や逝去後の様々な判断に迷うケースも出てきている。

こうした実態を受け、従来の遺言書作成よりもハードルを下げた、新しい遺言の形として提案されたのがLINEで手軽に作成できる「タイムカプセル」のサービスだ。

スマートフォンとLINEがあれば、すぐに遺言作成が始められる簡便さに加えて、デジタルならではの機能を盛り込み、資産、医療、葬儀、メッセージなどあらゆるタイプの就活をサポートする。
遺言の作成は、普段LINEで家族や友人とやりとりするように、会話形式で質問に答えていくだけ。スマートフォンとLINEがあればどこでもすぐに始めることができる。使う人に合わせて「遺すべき」項目をカスタマイズできるので。資産・身の回りのこと・延命治療・葬儀・納骨・メッセージなど様々な情報を記録しながらも、不要な情報は入力しなくてよいので無駄がない。

伝える相手だけでなく、内容ごとに開示するタイミングも設定することができるので、延命治療についての意思表示など生前に必要になる情報にも対応可能だ。
<利用方法>
1.LINE公式アカウント「タイムカプセル」と友だち登録【利用料無料】
2.トーク画面から設問に回答し遺言(タイムカプセル)作成
3.伝えたい相手をLINEの友だちリストから選んで、メッセージを送付。承認されれば準備完了
4.作成者の状況が変わった時、3.の方からの公開申請により、タイミングに応じた情報を開示
従来の遺言書作成にかかる心理的・経済的負担を軽減し、「伝えておくべきこと」や「最期の意思」を必要な相手に必要なタイミングで伝えることができる、時代に合った遺言システムとなっている。

※本件における遺言とは、「最期の意思をとりまとめたもの」という広義の意味を指す。「タイムカプセル」で作成する内容は法的効力をもたないため、民法に定める「遺言書」の作成にあたっては専門家への相談を推奨している。
株式会社ユニクエスト
URL:https://timecap.jp/
2020/03/25
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