耳にかけないでいいからマスク痛み軽減、3Dプリンタで作れる「バックル」データ公開

使用イメージ

中国、深センの3Dプリンターおよび3D印刷関連製品の設計、研究、製造を行う会社Creality 3D Technology Co.、Ltd.は、マスクによる疲労軽減用の「Mask buckle(マスクバックル)」について、3Dプリンタ用のデータを公開している。

「Mask buckle(マスクバックル)」

長時間勤務する医療従事者の中には、ゴーグルで目の周りにあざができたり、マスクで耳が痛くなったりという悩みを抱えている方も多い。

そういったストレスを少しでも軽減できるのが本製品。頭の後ろまでマスクのゴムを伸ばして小さなバーに留めることができ、耳にかかる圧迫を減らすことができる。

同社は中国の病院に「Mask buckle」を寄付していて、3Dプリンターを持っているユーザーに対しては、自宅などでも作れるようにデータを公開した。

データは無料で公開され、自由に「Mask buckle」を作ったり、必要とされる施設に寄付したりができるとしている。
「Mask buckle(マスクバックル)」
URL:https://www.creality3dofficial.com/pages/stl-files-download
2020/04/01
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